ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.3.6 19:32

岡山の準備中

岡山へ行く準備で、集めたデータを印刷していたら、
「キューー…バキッ!」とすごい音がして、
プリンターがお釈迦になってしまった。
なんてこったい。

フェミニズムの観点から、女系・女性天皇はどのように
捉えられているのかを知りたくていろいろ本を探した。

最近の若手論客の本は見つけることができなかったのが、
女性史・ジェンダー史の研究者・加納実紀代氏が2002年に
出版した『天皇制とジェンダー』を読んだ。

「ミッチーブーム」から、雅子妃、紀子妃、ご懐妊を通じた
世間の盛り上がりに対して、フェミニズム論客たちがどんな
視点で見ていたのかが非常によくわかった。

明治時代に嚶鳴社が行った議論『女帝を立るの可否』も
読み込まれていて、皇室典範改正についての意見、

フェミニズム界で起きた論争なども書かれており、
考え方が非常によく理解できた。
岡山で紹介したい。

日本の身分制度や村落社会について研究した歴史学者の
中村吉治著
『日本社会史』も目を通した。
農村社会と女工の関係、「家長」と「家」と「女性の格」など、
現代の社会と比較して、考えてみることが非常に多かった。
議論に活かしたい。

トッキーが紹介していた市川由紀乃さんのブログを見たら、
小林先生のお顔が完全に腑抜けていて驚いた。
なんということだ。美女の力は計り知れぬ……。
みなさん元気で岡山で会いましょう。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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