岡山へ行く準備で、集めたデータを印刷していたら、
「キューー…バキッ!」とすごい音がして、
プリンターがお釈迦になってしまった。
なんてこったい。
フェミニズムの観点から、女系・女性天皇はどのように
捉えられているのかを知りたくていろいろ本を探した。
最近の若手論客の本は見つけることができなかったのが、
女性史・ジェンダー史の研究者・加納実紀代氏が2002年に
出版した『天皇制とジェンダー』を読んだ。
「ミッチーブーム」から、雅子妃、紀子妃、ご懐妊を通じた
世間の盛り上がりに対して、フェミニズム論客たちがどんな
視点で見ていたのかが非常によくわかった。
明治時代に嚶鳴社が行った議論『女帝を立るの可否』も
読み込まれていて、皇室典範改正についての意見、
フェミニズム界で起きた論争なども書かれており、
考え方が非常によく理解できた。
岡山で紹介したい。
日本の身分制度や村落社会について研究した歴史学者の
中村吉治著『日本社会史』も目を通した。
農村社会と女工の関係、「家長」と「家」と「女性の格」など、
現代の社会と比較して、考えてみることが非常に多かった。
議論に活かしたい。
トッキーが紹介していた市川由紀乃さんのブログを見たら、
小林先生のお顔が完全に腑抜けていて驚いた。
なんということだ。美女の力は計り知れぬ……。
みなさん元気で岡山で会いましょう。